「歴史まちづくり法※1」に基づく「歴史的風致維持向上計画」の策定と認定の支援を行い、あなたのまちの、歴史文化遺産を活かしたまちづくりをお手伝いします
◆業務の概要
市町村が「歴史的風致維持向上計画」(以下、「歴まち計画」という。)を策定する際は、国が示す「運用指針」や「手引書」「マニュアル」に示されている手順や目次例等に沿って、自らのまちの広範かつ重層的な歴史文化を細部まで紐解いたうえで、ある種のストーリー性を持った「歴史的風致」の検討等、膨大な作業を限られた時間内で行うことになります。
しかし、「手引書」には、「歴まち計画」の策定は市町村職員が行い、外部委託は文章の校正やレイアウト、図表の作成等を主とすることのみが示されています。
こうしたなか、弊社では、市町村職員が「歴まち計画」認定のカギとなる「歴史的風致」の検討と作成に専念できるよう、全8章あるその他章項の素案作成を並行して進め、早期の認定を目指します。
しかし、「手引書」には、「歴まち計画」の策定は市町村職員が行い、外部委託は文章の校正やレイアウト、図表の作成等を主とすることのみが示されています。
こうしたなか、弊社では、市町村職員が「歴まち計画」認定のカギとなる「歴史的風致」の検討と作成に専念できるよう、全8章あるその他章項の素案作成を並行して進め、早期の認定を目指します。
◆私たちの着眼点
「歴史的風致維持向上計画」策定の目的は、「歴史的風致」の検討ではない
弊社では、「歴まち計画」は、都市マス等のような「基本計画」に分類されるものではなく、予算想定が行われたハード・ソフト事業を位置づける「事業計画」の一つであると認識しています。つまり、「歴史的風致」は「歴まち計画」認定のカギにはなりますが、「歴まち計画」策定の本来の目的ではなく、最長10年に及ぶハード・ソフト事業の抽出と計画への位置づけ、及び円滑な事業実施が計画の核心であると捉えています。
このため、弊社では、これまでの8市町※2に対する支援で培った知見を活かしながら通常求められる作業に加えて、以下の事柄に対する支援を行います。
- ハード・ソフト事業の早期の抽出と整理のための、関係部署への働きかけを支援します。
- ハード・ソフト事業の進捗管理台帳(10年間)の作成を支援します。
- これまでの実績に裏打ちされた、「歴まち計画」策定の役割分担表(オリジナル)の共有による、迅速かつ効率的・効果的な策定を支援します。
※1:「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」の略称。
※2:令和3年8月現在、全国で8市町の「歴史的風致維持向上計画」の策定を支援。
※2:令和3年8月現在、全国で8市町の「歴史的風致維持向上計画」の策定を支援。